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下村時計店

ROYAL ASSCHER「ロイヤル」という称号の秘密

「ロイヤル」の称号がつく理由

オランダ王室ユリアナ女王から授けられたロイヤルの称号

オランダでは、永年の信頼と実績を残したと認められた企業にのみ与えられた栄誉。それが”ロイヤル”の称号です。1980年、ロイヤル・アッシャー社はオランダのユリアナ女王から、この称号を授けられました。まさにその時から、「ロイヤル」の称号を持つ唯一無二のダイヤモンドジュエラーとして、世界各国の王室からも賞賛を集め続けているのです。

クラウンマークの刻印

ロイヤル・アッシャー社の社章でもあるクラウンの刻印は、”ロイヤル”の称号を授かったロイヤル・アッシャーのみに許されたものといえるでしょう。

アッシャーの名を世界中に知らしめた、輝かしい物語

英国王室とカリナンとの出会い

1905年、史上最大3,105カラットものダイヤモンド原石が南アフリカで発見で発見され、英国国王エドワード7世に献上されました。カリナンと命名されたこのダイヤモンド原石のカットを委ねられたのがロイヤル・アッシャー社です。16世紀末からダイヤモンド産業で知られたオランダで、指導的立場にあったロイヤル・アッシャー社の技術が海を越えて、輝かしい評価を得た出来事です。

カリナン原石とダイヤモンド

原石は9個の大きなダイヤモンドと、96個の小さなダイヤモンドにカット。530.20カラットの一番大きなカリナンⅠ世は大笏を、二番目317.40カラットのカリナンⅡ世は王冠を飾り議会の開会式や戴冠式に用いられています。

カリナンはポケットに入れて

カリナン原石は安全上の配慮から英国海軍の駆遂艦でオランダに運ばれた、というのが当時の発表でした。しかし実際はアブラハム・アッシャーがポケットに入れて船と汽車を乗り継ぎ、ロイヤル・アッシャー社の最新工場に持ち帰ったというのが真相です。以後、ここには警察の一分隊が常駐したといわれています。

エリザベス女王とグラニーズチップス

カリナンのカッティング50周年に英国のエリザベス女王がロイヤル・アッシャー社を訪問されました。時に、女王が着用されていたのがカリナンⅢ世とⅣ世を配したグラニーズチップス(おばあちゃまの小さなかけら)と呼ばれるブローチです。女王は50年前にバッキンガム宮殿で謁見したルイス・アッシャーの目がほとんど見えないことに気付かれ、ブローチを彼の手に触れさせたという心温まるエピソードが残されています。


栄誉の記録をここに、ゴールデンブック

ご来社されたお客様は、私たちの誇り

ロイヤル・アッシャー社にはゴールデンブックと呼ばれる、来客名簿が保管されています。そこには昭和天皇をはじめ、世界の王侯・首脳の署名が200以上も連ねられ、歴史と由緒にいっそうの輝きを添えています。長い時を越えて、世界中から称賛を持って迎えられてきたロイヤル・アッシャー社。そして今日、ロイヤル・アッシャーのダイヤモンドは真の評価を知る人々に選ばれるブランドとなっています。

ロイヤル・アッシャーのダイヤモンドの原石

美しく輝くダイヤモンドの絶対的条件は良い原石を選ぶこと。具体的には形が正八面体に限りなく近く、透明度が高く、グレー味・ブラウン味がないこと。さらに螢光性が弱い、グレインラインがない、クラリティグレードがあるレベル以上であること。ロイヤル・アッシャーのダイヤモンドはデ・ビアス最古参のサイトホルダーであったアッシャー一族が質の良い原石を見極めております。
原石はその形状でストーン、シェイプ、クリービッジ、マックル、フラットの5種類に大分類されます。このうちストーンとシェイプが良質なものです。

美しい輝きにこだわる、クラフツマンシップ

ロイヤル・アッシャー社のクラフツマンシップ

ロイヤル・アッシャー社は創設以来、技術を最も大切にしています。カリナン原石のカットを委ねられる栄誉に浴したのもこの技術を評価されてのこと。もちろん、今日でもロイヤル・アッシャーのダイヤモンドは、そのひとつひとつを熟練した技術者が手作業で、全体のバランスをとりながら、ていねいに時間をかけて仕上げています。まさに、ダイヤモンドに生命が宿るといわれるゆえんです。

トータルビューティ

ロイヤル・アッシャーのダイヤモンドの美しい輝き。それはロイヤル・アッシャー社のエクセレントメイクによって生み出されます。そのメイクはプロポーションの形状だけではなく、原石の質・フィニッシュを総合的に見極め追求しています。その石の持つ最大限の輝きを引き出すことをトータルビューティと定義しております。

フィニッシュへのこだわり

ロイヤル・アッシャー社では、トータルビューティの考え方に基づいて原石の質、プロポーションはもちろんのこと、フィニッシュにも強いこだわりを持っています。シンメトリーとポリッシュによって決定するフィニッシュによってもダイヤモンドの輝きは違ってきます。

まず、シンメトリーではクラウンとパビリオンが正確に相対していること。また、どのファセットも形よくきちんとした位置になくてはなりません。ブリリアンシーを向上させ、美しい輝きを引き出すためです。

さらに、ロイヤル・アッシャーのダイヤモンドは、キューレットを除く57面をすべてダブルポリッシュを施しております。これで表面は鏡面のようになり、表面で反射する光、内部に入って反射し戻る光、ともに乱反射が少なくなり、最高の輝きが生まれてくるのです。

最終仕上げのこだわり

仕上げには、お客様が身につけたとき、初めてわかるクオリティがあります。たとえばリング。枠加工から石留めまで、熟練した技術者の手によって完成度が追求されています。
リングの仕上げでは表面はもちろん、より指あたりを良くするために、内側も丹念に磨き上げる、石留めでは爪の倒し方にも細心の注意を払う、など商品として常に最高の仕上がりを目指しています。

世界に”ひとつ”しか存在しないものを、お届けする「証」として

ロイヤル・アッシャー社の”Certificate”

ロイヤル・アッシャーのダイヤモンドには、そのダイヤモンドがロイヤル・アッシャー社でカットされたものであることを証明するロイヤル・アッシャー社社長のサイン入り”Certificate”証明書がついています。

ロイヤル・アッシャーについての疑問・質問などございましたら、お気軽におたずねください。

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